なでしこがワールドカップ出場権獲得!時間稼ぎで引き分け狙いの理由


サッカー女子日本代表のなでしこジャパンが、見事ワールドカップ2019の出場権を獲得しました!
非常に喜ばしいことなのですが、歓喜の声が上がる一方で、なでしこの戦い方が卑怯だと批判を浴びているようです。

その理由とは、いったいなぜなのでしょうか。

時間稼ぎをしている、引き分け狙いの戦いをしているという批判の声が、ネットを中心に話題となっていますが、その真相は!?
ワールドカップ出場権獲得の仕組みから、この問題を読み解いていこうと思います。


スポンサードリンク

 

なでしこが時間稼ぎって?

さっそく、なでしこジャパンが行ったという時間稼ぎから見ていきます。
物議を醸しているのは、13日のAFCアジアカップ・日本対オーストラリアの一戦でした。

お互いに1ゴールずつ決めて、1-1の局面。
そこでなでしこジャパンが攻めることを止め、ディフェンダーの間でパスを回すことで時間稼ぎをしたといいます。

実は、1-1となった時点で日本のワールドカップ出場権獲得は決定していたため、無理に攻める必要がなくなっていたのです。
下手に攻撃をして、それが原因で失点してしまうリスクを考えると、時間稼ぎに走るのもわかりますよね。

引き分け狙いのプレーをしたことは事実のようですが、いったいなぜこのような事態になってしまったのでしょうか?
出場権獲得の仕組みをおさらいしていきましょう。


スポンサードリンク

 

出場権獲得の仕組み

ワールドカップ2019フランス大会に出場するためには、今大会で上位の成績を収める必要があります。
日本がいるグループAは、オーストラリア、韓国、ベトナムの計4チームで争われ、上位2チームがワールドカップ出場権を獲得します。

ところが、サッカーの試合では引き分けとなることは珍しくないので、このままでは順位が同じチームが複数でてきてしまいますよね。
そこで、勝ち点を比べて成績の優劣を決めるのですが、勝ち点が同じ場合、今大会では通常とは違う比べ方をするのです。

本来であれば、リーグ戦全体を通しての得点と失点の差を比べることで優劣をつけます。
ところが、今回のAFCアジアカップでは、「比べる対象となる2チームの得点と失点の差」を比べるのです。

どういうことかといいますと、例えば、日本とオーストラリアがともに2勝1敗で並んでいたとします。
このとき、全試合の結果を考慮するのではなく、「日本対オーストラリア」の試合結果のみを見て判断するということです。

日本がベトナム戦で10得点を上げていたとしても、それは成績の優劣を決める上で関係ないのですね。

では、この仕組みが時間稼ぎを生み出した理由はなぜなのでしょうか。


スポンサードリンク

 

引き分け狙いの理由は?

日本が引き分け狙いの時間稼ぎをした理由はズバリ、「それ以上点を入れてもワールドカップ出場は変わらないから」なのです。

日本対オーストラリアの試合が行われている時点で、勝ち点が並んでいるのは日本、オーストラリア、韓国の3チームがありました。
この3チームの試合経過を見てみますと、

日本対韓国 0-0
韓国対オーストラリア 0-0
日本対オーストラリア 1-1

となっており、どれを比べても日本とオーストラリアが優位となっていることがわかりますよね。
韓国は残るベトナム戦で例え10得点を上げようとも、ワールドカップ出場の可能性はゼロなのです。

従来の得失点差で成績が決まるのであれば、韓国が大量得点となる可能性もあるため、日本は攻撃の手を緩めることはなかったでしょう。
今大会の特殊な仕組みがあったために、今回の「引き分け狙いの時間稼ぎ」が起きてしまったのです。

ちなみに、日本が時間稼ぎをした合計時間はご存知でしょうか?
試合終了直前の4分+アディショナルタイムというごくわずかな時間です。

あなたはこれを卑怯な手と見ますか?
それとも、賢い戦術と見ますか?

まとめ

・なでしこジャパンが引き分け狙いで時間稼ぎ
・今大会の特殊な仕組みが原因
・得点しなくともワールドカップ出場は変わらなかった

いかがでしたか?
なでしこジャパンのワールドカップ出場決定という嬉しいニュースだったのですが、賛否両論を招く騒動に発展してしまいました。
勝ちに徹底してこだわったなでしこジャパンを批判することは簡単ですが、まずは素直に喜びましょう!
2019年に開催されるフランス大会が楽しみですね!

 

スポンサードリンク

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このエントリーをはてなブックマークに追加